大前提として、私は服が好きな人を否定するわけではありません。ファッションは自由であり、好きな服を着ればいいと思っています。しかし、モノを減らし、身軽で豊かな暮らしを追求するミニマリストの私にとっては、明確に「不要な服」「絶対に買わない服」が存在します。
買わない条件を決めることで、買い物の失敗や無駄遣いが減りました。今回は、クローゼットを美しく一軍だけに絞り込むための「衣類の引き算基準」を公開します。
第1章:見栄と流行を手放し、「自分軸」で着る服
1-1. ハイブランド・高級品は買わない
服はどこまでいっても消耗品であり、「一生物」なんて存在しません。ブランドが必死に作り出そうとしているイメージや付加価値に、私は同調しないようにしています。高級品を身につけていると周囲から狙われるリスクも増えます。何かを所有したところで、自分自身が何者かになれるわけではないことを知っているからです。
1-2. 派手な服は買わない
派手な色、奇抜なデザイン、デカデカとしたブランドロゴの入った服は買いません。ロゴのない(あってもワンポイントの)シンプルで機能性の高い服が好きです。私のワードローブはブラックとグレーのみです。身につけている時も、クローゼットに並んでいる時も、シンプルに統一されている状態に美しいと感じます。
1-3. 流行の服は買わない
流行は一瞬で廃れます。流行りに乗せられている人よりも、自分のスタイルを確立している人の方が圧倒的に格好いいと思うようになりました。ファッションは自分を表現する一つの手段だからこそ、私はトレンドに流されず、自分のスタイルを貫きます。
第2章:身軽さを最大化する「機能美」の基準
2-1. 乾きにくい、重い、嵩張る、分厚い服は買わない
私のワードローブの条件は「軽い・薄い・乾きやすい・嵩張らない」です。服が軽くなれば、フットワークも驚くほど軽くなります。薄くて動きやすく、乾きやすい素材を選べば、少ない枚数で毎日を回せます。嵩張らない服は旅行でも荷物にならず、出張先や旅先のホテルで夜に手洗いして、翌朝には乾いているような身軽な着こなしが理想です。
2-2. フード付きの服は買わない(レインウェア以外)
レインウェアのフードは、雨や風から頭を守るという明確な機能があります。しかし、それ以外の服(スウェットパーカーなど)についているフードは、洗濯した時に乾きづらいです。そのため、フード付きの服を買わないようにしています。
2-3. 長袖Tシャツは買わない
長袖Tシャツは、今の日本の気候では着用できる期間が短すぎます。防寒性もなく、上着を重ねたときにインナーの中で袖がゴロゴロして邪魔になります。私は5年ほど前に長袖Tシャツをすべて手放し、Tシャツは半袖のみに絞りましたが、困ったことは一度もありません。暑い時は1枚で、寒い時は春夏秋冬インナー代わりに活躍してくれています。半袖Tシャツで十分です。
第3章:暮らしのノイズを削る「管理と空間」のルール
3-1. 管理にコストがかかる服は買わない
着るたびにアイロンがけが必要な服や、家で洗濯できずクリーニングに出さなければならない服は所有しません。それらは持っているだけでお金と時間を奪い、やることを増やします。余程の服好きではない限り、服の管理コストに振り回される生活は、人を不幸にすると思っています。
3-2. 部屋着や「2軍の服」は買わない
「お出かけには着られないから部屋着にしよう」という2軍の服を作ることはしません。わざわざ部屋着用として服を買うこともしません。クローゼットの中は、いつでもお気に入りの「1軍の服」だけで満たされているのが私の理想です。より少なく、より良いモノだけに絞ることで、朝の服選びのノイズが消え、毎日が劇的に過ごしやすくなります。
終わりに:少ない服でも、幸福感は上がっていく
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
自分の中で「買わない服の条件」を明確に設けてからは、お店やネットで服を見ても、条件に引っかかるモノを除外できるようになりました。結果として、買い物の数も、それに伴う失敗や後悔も激減しています。
無駄な買い物を減らし、本当に快適で好きな服だけに囲まれる。すると、モノの数は少なくても、日々の幸福感は確実に上がっていきます。
完璧を目指す必要はありません。まずは「この1年着ていない服」や「管理が面倒な服」を一つ手放すことから、私と一緒にクローゼットの引き算を始めてみませんか?